｜有馬堂

慶長小判金を高く買取致します。

慶長小判金の買取価格は、状態や打刻印（花押・光次・裏刻印）の種類、両替商刻印の有無などにより決まります。当店では専門の鑑定士が状態など正確に見極め、高く買取致します。

個人のお客様やコレクター様はもちろん、同業者様からもお買取りをさせて頂いております。どうぞお気軽にご連絡ください。

買取や査定、相場などに関するご相談はフリーダイヤル（0120-32-8415）または、ページ下の無料オンライン査定に両面のアップ画像を添付し送信ください。

慶長小判の買取価格は、極美品の価格を表示しています。慶長小判の無料査定や真贋鑑定をご希望の方はページ下の無料オンライン査定をご利用ください。

慶長小判金

慶長小判金は、徳川家康が全国に流通させることを目的として、後藤庄三郎光次に始めて鋳造させた金貨で、慶長6年から元禄8年（1601年～1695年）にかけて発行された、額面が一両の小判です。慶長初期から明暦の大火（明暦3年）までが前期、明暦の大火以降が後期と考えられています。前期は茣蓙目が細目打、後期は荒目打（粗目）で、現存数は前期が7割に対して後期は3割程度ですが、慶長小判は前期の細目打の方が収集家から高い評価を受けているため、買取相場は前期鋳の方が高くなります。

　■ 慶長古鋳小判の価値 ■
慶長5年（1600年）に、最初期の慶長小判と位置付けられる慶長古鋳小判が江戸（江戸座）で鋳造されました。この小判は、徳川家康の領国貨幣であった武蔵墨書小判の墨書を極印に改めたもので、U字型槌目で長径約77mmあります。慶長小判の中で最も希少価値が高く、状態が良いと買取価格は500万円を超えます。この慶長古鋳小判は別タイプが製造されており、通常の慶長小判と同じ鏨目ですが、長径が約74mmあり、極印も通常の慶長小判とは明らかに異なります。最初期の慶長古鋳小判と比較すると買取相場は下がりますが、通常の慶長小判より価値が高く、状態が良いと買取価格は200万円を超えます。

　■ 江戸座・京座・駿河座の買取相場 ■
慶長6年（1601年）からは江戸小判座と京都小判座（京座）で通常の慶長小判が鋳造され、慶長12年（1607年）には駿河小判座（駿河座）が開設されましたが、慶長17年（1612年）に駿河小判座は江戸小判座に統合されました。元和7年（1621年）から佐渡奉行所でも慶長小判の製造が行われ、小判師の験極印の位置に筋見役の極印である「佐」、吹所の極印に「神」又は「当」が打たれているものは佐渡で作られたものと考えられています。これらのうち、江戸座・京座・駿河座のものは極印などの形式から分類が行われていますが、この呼び名は古銭業界での通称であり、本来の座との関係は解明されていません。この3座で鋳造された初期の慶長小判の裏面には小判師の験極印のみ打刻されていますが、後期の慶長小判には小判師と吹所の験極印の2個が打刻されています。この3座の平均的な買取相場は、最も目が細かく鋳造期間の少ない駿河座が一番高く、京座、江戸座の順になります。

■ 偶然大吉の買取価格 ■
慶長小判は献上判（献上大吉）が存在しないため、「大吉」の刻印は全て偶然大吉です。偶然大吉は前期と後期共に存在しますが、前期は座人印が1個の小判が多いので後期よりも希少価値が高く、慶長古鋳小判を除いた慶長小判の中では、最も高い買取価格です。

慶長小判金の背刻印（裏刻印）
　■ 佐渡判 ■
佐渡鋳の背刻印は、佐神・佐当の2種類です。

　■ その他の背刻印（一部） ■
慶長小判の背刻印は、源・吉・兵・助・宗・守・藤・久・清・忠・宇・湥・新・後・似・寸・大・本・安・田・四・江・次・九・う・かい・けい・さた・大吉・大き・大外・利当・村神・三金・次亦・永仁・源吉・忠外・勝市・堺亦・山当・山神・当石・石神・本古・九き・平甚・朝吉・本吉・吉五・助七・喜き・西仁・西吉・治亦・兵十・上神・正留・八吉・作七・出廣・出き・若仁・吉当・エ廣・い神・さ甚・つ当・つ伍・ふ甚・ふ五・ほ仁・も当・り五・かい吉・などがあります。

慶長小判金は状態や裏刻印、両替商の刻印、PCGS・NGC・日本貨幣商協同組合鑑定書の有無などにより買取価格が変動します。慶長小判の無料査定や真贋鑑定をご希望の方はページ下の無料オンライン査定をご利用ください。

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